●犬ぞりレースについて●
ソリを引いて走るように訓練された犬達を、ソリに乗って操縦(マッシング)する操縦者(マッシャー)とのチームでスピードと持久力を競うレース
4頭引きを4dogといい通常犬ぞりは4dog以上で頭数により距離が決められています。
3dog以下ののレースは日本独自で、
日本の大会では愛犬と気軽に参加できる1Dogレースから種目が設定されています。
メインレースではありませんが、近年海外でも2dogレースも行われています。
◯犬ぞりレースの種類◯
1000 km を超える数日から数週間に及ぶ長距離レース、中距離レース、短距離でスピードを競うスプリントレースなどさまざまな距離のレースがあります。
日本で行われているのはスプリントレースは近年2km前後のレースが主流となっていますが、過去には岩手県八幡平市で行われていた『マッシャーズチャンピオンシップin岩手山』や稚内、旭川、千歳、森町、中札内、美唄、津南、新潟三河などの大会で約10kmの種目がありました。
アラスカの有名レース!
世界の犬ぞりトップマッシャー達が集結するレースの紹介
★長距離レース★
★Iditarod
アンカレッジから西端のノームまで約1000マイルを8日以上かけて走り競う
★Yukon Quest
アンカレッジの北のフェアバンクスとカナダのホワイトホースとの間1000マイルを競う
出発地と到着地は1年ごとに入れ替わる。
☆スプリントレース☆
アラスカのスプリント犬ぞりレースの三冠レース
☆Open North American Championship
最初の2日間は20.3マイル(32.7km)、最終日は27.6マイル(44.4km)3日間の合計タイムが最も速いチームが優勝します。
☆Fur Rendezvous Open World Championship
26マイル(約42.7km)の同じルートを3日間、合計78マイル(約120km)を競い合います。
☆Tok Race of Champions
2日間の合計タイムを競う
●日本の犬ぞりレース●
全盛期には日本でも沢山の大会があり6dog、8dogのチームも沢山いましたが、競技人口の減少と共に大会も少なくなりました。
例えば、Jollysのオーナー佐藤がレースマーシャルを務めていた『マッシャーズチャンピオンシップ』も岩手山だけではなく過去には新潟、青森、金ヶ崎でも開催されていました。
唯一残っていた岩手山の開催も2024を最後に幕を閉じました。
◯2025年現在存続レース◯
霧ヶ峰犬ぞりレース大会(長野)
水上ドッグスポーツフェスタ(群馬)
Japan CUp全国犬ぞり稚内大会(北海道)
Sled Dog Race in旭川(北海道)
Sled Dog Race in深川(北海道)
Sled Dog Race in当麻(北海道)
Urban Funky!!犬ぞり in 中札内(北海道)
Urban Funky!!犬ぞり in Loop(北海道)
犬ぞり大会inあいろーど厚田(北海道)
※主催者、レースの内容、距離、ルールはそれぞれ異なりますが、1Dog、2dogで短い距離のレースが多い傾向にあります。
※順不同
●犬ぞりをやりたいけどどうしたらいいの?●
Jollysでは…霧ヶ峰で年数回開催されるオープントレイルで初心者講習を担当することがあります。
もちろん講師はトップマッシャー佐藤です。
佐藤の犬ぞり初心者講習は毎回大好評をいただいています。
開催の際は、霧ヶ峰ドッグ倶楽部さんで募集されます。どうぞご参加ください。
もちろん開催時にはこちらでもお知らせします。
●お願い●
犬ぞりができる環境を探しています!
雪が多ければどこでもできると思われがちですが、犬ぞりに適している環境は一度降った雪が溶けることのない程気温が低く、乾燥していて雪があまり降らない地域です。
北海道では中札内、本州では霧ヶ峰のような環境がそれです。
もし、そのような場所があれば教えてください。
ご連絡先
jollysracingfarm@gmail.com